スバル インプレッサ

箱根の試乗会はあいにく霧が発生、スバル伝統の4WDは持てる能力を発揮するには至らなかったものの、どんな状況に陥っても泰然自若。

ボンネット上の大きな膨らみと開口部はインタークーラーを冷やすためのもの。高性能版のS−GT専用の出で立ち。

S−GTのパワー/トルクは、1994ccの排気量から250psと34・0kg-mを発生する。

過去の例に倣えば、WRCなどの競技用車両のベース仕様の登場も期待できるわけだが、それには輸出用の4ドア・セダンが用いられる模様。

これがインプレッサの標準的仕様である2L。組み合わさるギアボックスは4AT。そろそろ5速が欲しいところ。

ワゴンではなくハッチバックの形体を採るものの、実際にはリアサスの改良で室内への張り出しも少なく、従来のワゴンより収納能力は高い。ハッチゲートは大きく開くが雨の日の屋根にはならない。

リアシートを倒せばこのように広大なスペースが出現する。これならワゴン並という説明もうなずける。

エンジンは1・5Lの110ps、2Lは140psとターボの250psと3仕様が用意される。外観上の装飾やサスペンション、駆動系に差別がない点が欧州車なみ。もちろんチューンは異なる。

もし自分で買うとしたら、1・5のFFで5MTだろう。これが145万9500円とシリーズ中で最も安価。
これまでのスバル車は日本的な雰囲気を色濃く漂わせていたが、今度のインプレッサはちょっと欧州車を思わせるところがある。5ドア・ハッチバックというボディ形式そのものが日本車には少なく、メガーヌやプジョー306を長く愛用している私としては、興味を惹かれる日本車の1台です。全長4・4mは旧型より短くなったものの、もう少し短くてもいいかなあと思う。ムルティプラは3.99mですからね。最近の欧州車のトレンドに照らすとノーズの長さがやや冗長。Dピラー周辺のデザイン処理も論議の余地あり。
日本車と欧州車のフィーリングの違いは何だろう?。インプレッサに乗ると確かに不満な点や気になるような欠点はない。細かな煮詰めの甘さはあるものの、じゃNGかと問い詰められれば強気は保てない。じゃすぐに自分で買いたくなる魅力があるか、と詰め寄られれば否。んー、耐久強度は充分でも、やはり剛性感が違うのかなー。先週末にケルンの試乗会でちょっと乗せてもらった、ボルボS40のマイナーチェンジ版の印象が残っている今、同じ1・2トン台のボディでもボルボの方がガッシリしていたし、手足に感じるレスポンスに遅れが少ない。そして軽快に感じられたのも事実だ。
- 2007/06/26(火) 11:47:07|
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