笹目二朗的風景

笹目二朗のクルマ旅

ゴルフ1・4のある風景(TSIシングルチャージャー+7DSG)

ゴルフ1・4のある風景 (TSI シングルチャージャー + 7DSG)

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 ゴルフ1・4TSI トレンドラインは、これまでのゴルフ系の廉価版ゴルフEに比べて、+3万円の248万円。ツインチャージャーの140psエンジン付のコンフォートラインの方は289万円。

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 ターボユニットはエキゾースト・マニホールドと一体になっている。

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 過給された圧縮空気はインタークーラーで冷やされるが、この場合は水冷式のインタークーラーが一体化されていて、そのままインテーク・マニホールドへと繋がっている。このため吸気経路が短縮され(11Lから4・8Lへ)、レスポンスを向上させている。

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 ターボ部分のアップ。

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 エンジンルームに納まったところ。1・4の排気量には見えないほどギッシリ詰まっている。だが、これまでのターボ・エンジンのように、インター・クーラーなどの給気パイプの取り回しは複雑にならずにシンプルにまとまっている。これで122ps/5000rpmと20・4kgm/1500〜4000rpmを発生。

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 試乗会は幕張のホテルを基点に、有料道路をひと駅往復してくるだけだったが、朝の通勤時間帯のせいか、多くのクルマから注目をあびた。このデカールのせいもあるが、走りっぷりの良さも注目されたに違いない。

 このTSIトレンドライン仕様の車両重量は1370kg。122psで割るとウェイト/パワー・レシオは11・2kg/psとなる。この数字自体は目覚しくもないが、7段ギアボックスと組み合わせることにより、3.764から0.795のオーバードライブ・レシオまでの広範囲にわたる速度域をカバー、パワフルな加速と低燃費を両立させている。10・15モードで15・4km/lは立派。

 メーター上の100km/hはエンジン回転が2000rpmに満たなく、いかにも省燃費運転をしているという実感がある。そして一旦加速体制に入れば、2.5リッタークラスの加速感が得られる。排気量をあらかじめ知らされていなければ、とても1・4リッターとは思えない走りっぷりで、大きめの余裕ある居住空間とともに、がっしり強固な車体や造りのいいボディなどなど、これで248万円ならばお買い得感はいっぱいだ。

 サイズアップして少し大きなエンジンを積んで、外観だけ変えて ただ漫然と繰り返されるモデルチェンジでは今や商品に魅力がない。高性能化とエコという時代の要請にまじめに取り組んで技術力をアピールする、そんな知的な商品こそおおいにそそられるものがある。小排気量エンジンで効率を追求し(ツインチャージャー)、さらにそこまでの高性能はいらないから、もう少し燃費を稼いで・・・という、このシングルチャージャー+7速DSGのゴルフ1・4は賢者の選択と言える。個人的にはこれではややサイズが大きい。今後登場するであろうポロやルポが楽しみ。

 
  1. 2008/06/26(木) 01:00:36|
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クラシックカーのある風景 (001)

クラシックカーのある風景 (001)

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 数年前から計画に参加し、企画をあたためてきたCCJ(クラシック・センター・ジャパン)がいよいよオープンします。

 場所は横浜市の三ツ沢上町にありまして、現状では水曜日から土曜日まで開けており、営業時間は午後1時から6時まで。私はアドバイザーとして、このショールームに毎週土曜日に勤務します。
あともう1日、不定期で出る予定です。皆さん遊びにきてください。

 クルマでは、東京方面からは、第二京浜を下って横浜新道に入る手前の三ツ沢交差点の手前20m位の右手、ENEOSのトナリです。第三京浜でくると料金所を過ぎて、横浜新道へでる分岐のもうひとつ先を左に出て、直進する形で突き当たりの交差点を左折して、すぐ次の交差点が三ツ沢の交差点ですから、そこを右折してすぐ左手です。関西方面からいらっしゃる方は、東海道1号線を北上して戸塚から横浜新道に乗り入れ、そのまま道なりに進むとこの三ツ沢交差点にさしかかります。

 電車の場合は、横浜地下鉄で三ツ沢上町で降りて出口にすぐENEOSの看板がみえます。地上に出て1分くらいでしょうか。電話045−371−6295。

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 樹木やENEOSの看板に圧倒されてちょっと見にくいのですが、この看板が目印です。ちなみにこのメルセデス190SLの写真は、ボクが撮ったものです。

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 ショールームの中には、メルセデス190SLとダットサン・フェアレディー1600が展示してあります。このCCJの母体は、ヤナセ自動車がメルセデスなどのレストアを行っていたヤナセテックと、初代シルビアやシャシーが共通だったこのSP310フェアレディーなどを生産していた、トノックスという会社です(当時は殿内工業といいました)。

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 ショールームの奥にはこんな珍しいクルマも入ってます。ご存知ウニモグの子供でミニモグといいます。

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 日産車に限らず、トヨタ・パブリカなんかもあります。CG時代の熱心な読者の方ならご存知かもしれません。その昔に矢田部で当日のスタッフと試乗したクルマです。

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 1分の1モデルだけでなく、こんなミニカーも置いてあります。ほかにもメルセデスのミニカーを主に販売もしています。あ、アンティークの家具なども少しあります。

 このCCJは、どっかから古いクルマを見つけてきて、右から左へ流すだけで利益をうる会社ではありません。主体はレストアであり、板金や塗装の技術にウデを発揮します。ですから、昔乗っていたクルマを納屋に温存していたりして、そろそろ走らせて見ようとか、でも部品があるだろうか・・・など、そんな心配をおもちの方の相談にも応じます。

 もちろん古いクルマが主体ではありますが、新しくったって3日たてば中古車ですし、新車でも具合の悪いものもあります、ゆくゆくはそんなクルマ全般にわたって、気持ちよく乗れるようにして差し上げることを旨としております。

 ともかく一度遊びにいらしてください。
最近のクルマはツマラナイと思っている人も、昔のクルマはオモシロカッタと思っているひとも、今乗っているクルマのここが気に入らないとか、もう少し何とかならないかとか・・・そんなことも含めて、自動車ってもっと面白いもんだよね、と言ったようなことを一緒にお話しましょう。

 なお詳細は順次、当ブログでも紹介して行きます。

  1. 2008/06/25(水) 01:04:20|
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悲しみと怒りのある風景

悲しみと怒りのある風景


 突然、コンピューターがクラッシュ。朝はOKだったのに夕方開かず。

 しかし、それにしても・・・。すっきりサッパリしたものは好きですが、データが全部無くなってしまうとは思ってもみませんでした。

 先輩友人諸氏諸兄の方々にお願いします。メールアドレスの消失が一番の痛手です。お暇なおりで結構です、空メールを送信していただけますか。こちらのアドレスに変更はありません。以後気をつけます。

 あきらめるしかありませんが、後遺症は残りますね。PCも買ったときの状態に戻ったはずですが、どこかスムーズに動かないような気もします。震災や天変地異ですべてを失った方々の気持ちが少し解かるような気がします。

 あーあ。

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中みは空。

(追)
ウィルス駆除

これをやっておけばよかったんですね。後の祭り。




  1. 2008/06/24(火) 00:46:56|
  2. 雑記
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ハマー H3 のある風景

ハマー H3 のある風景

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 ハマーは米陸軍の要請で開発された軍用車両だ。しかしハマーのユーザーは泥遊びなどにはまったく興味が無く、もっぱらピカピカに磨いて、ヒトに見せびらかすのが趣味、というひとが多いらしい。

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 スリーサイズは、全長4.705×全幅1.995×前高1.920mmと小山のように大きい。しかし実際に運転してみると、そんなに大きく感じない。高い視点や取り回しよく扱いやすい操作性、パワーフルなエンジンやよく効くブレーキなどの機動性、によるものか。

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 運転席はよじ登る感覚で高いが、上から押しつぶしたような横長の縦横比をもつ、そのウィンドーからの眺めによるものか、室内は広いけれども無用に広々とはしていない。

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 芝の東京プリンスの駐車場に設けられた特設ステージで,斜めになってハイ、ポーズ。

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 鉄パイプで組まれた30度傾斜のステージ。4輪駆動なら当たり前・・・と思われるかもしれないが、車両重量2・2トンの重さはそれなりに迫力。

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 下から上を見上げたところ。前方視界のほとんどは「空」。前がみえないことに対する恐怖感はある。ボンネットがちゃんと見えるので車幅はつかみやすい。

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 上から下を見たところ。前方視界のほとんどは「路面」、ブレーキを踏まずに転げ落ちると突き刺さる感覚。

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 ヒルディセントなどの装備はなく、潔く自分の足の感覚を頼りにブレーキを踏んで(というか緩めつつ)おりる。

 外から見ていると「凄いクルマだなー」と思うけれども、運転してみると簡単であっけない。
ハマーH3は、直列5気筒DOHC3・7リッターのエンジンパワーは245ps、ハンドル位置は右左両方が用意され、価格は496万円(5MT)から624.4万円まで。

 2・2トンの重さと2mの車幅にはくれぐれもお気をつけて。







  1. 2008/06/22(日) 09:33:01|
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308のある風景 (6) カミーノ・デ・サンチァゴ

308のある風景 (6) カミーノ・デ・サンチァゴ

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 逆光を浴びて汚れが目立たないプジョー308。浅瀬を渡る。この川の水が増えると、すぐ横にある高い石橋の方を渡れる。

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 とにかく、こんなホタテ貝を見つけながらどんどん先へ進む。

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 行く手に大きな山が迫ってきて、行き止まりかと思えばトンネルがあって、よく見ればその入口にもホタテ貝がある。

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 やっと着いたサンチァゴ。そして教会めざして。

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 教会前の広場はこんな感じ。

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 教会内部。この紐で吊られた香炉がブンブンと音をたてて頭上を飛んで行く様をみたかった。

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 これがスペイン最西端の岬、フィニステーレ。ここからの景色を見るのは、1994年にヨーロッパの海岸線めぐりの旅のときに立ち寄って以来、これが2度目。もうあれから14年もたっている。

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 ここにもまだ風の旅人の姿が。

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 フランス側からどんどん距離の数字が少なくなっていって、サンチァゴが終点のゼロだと思っていたが、ついにその場所を特定することはできなかった。その0・00kmのホタテ数字はここにあった。背景に見えるのがフィニステーレの突端にある灯台。左は大西洋。

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 そしてサンチァゴ・デ・コンポステーラ巡礼の最後のセレモニーがコレ。教会の建物の裏手はさらに断崖絶壁になっていて、その先の本当の突端へ降りてゆくと、あちこちに焚き火(?)の跡がある。なんだろうと不思議に思っていたら、そばで衣類を燃やし始めた人達がいる。代理参拝で遺族か誰かの形見を燃しているのかな・・とおもったら、要らなくなった巡礼装束をここで焼却してオシマイにするとのこと。このポルトガルから来たと言う巡礼者は、900km/40日をともにした旅装束と別れを惜しんでいた。

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 その岬を折り返して、半島の遠景を撮ろうと寄ったパーキングで思わぬ光景を目撃。なんとここはイルカの観賞ポイントで、こんなに陸にちかいところを跳ね回って泳いでいた。アッという間の出来事で、貴重なシャッターチャンスを逃した。

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 なんとなく納得がゆかず、もう一度サンチァゴに戻る。自転車による巡礼者たちも続々と到着してくる。

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 レストランにもホタテ貝。

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 これはエビやカニなど海産物のレストラン。これが我々の全線走破の打ち上げ。

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 教会前の広場では、結婚式のパーティの流れ組とか、普通の一般観光客とか、さまざまな人達がいる。その中で、この黒装束と長い杖は異様にみえた。 だが、この巡礼者が一番印象に残ったことは確か。
そうか、この旅装束は何度もみたあの道端の銅像と同じだ!。巡礼者の正装なのだろうか。

「 カミーノを  歩く下見の  クルマ旅  」   が
「 カミーノを  歩くつもりで  クルマ旅 」   になっちゃいました。  
       

 
  1. 2008/06/21(土) 05:00:00|
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メガーヌのある風景 (14)

メガーヌのある風景 (14)

 半年ぶりに戻ってきたというのに・・・・・、あーあ。

 ブチっと音がして・・・・・。

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 ごらんのとうり、こんな風景は見たくありません。見せたくもありません、が、ま、11万km
をあとにしてきて初めて(?)の出来事ではあります。

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 これがブチ切れたクラッチワイヤーです。

 ちょっとワケあって、メガーヌは娘夫婦のところへ貸し出してありました。その間8800kmプラスの総平均燃費は11・9km/l と、都内を本拠地に動き回った割りには良好な値です。やはりMTギアボックスへの換装とSEVチューンは効果を発揮しているといえます。

 そしてまた再会して10日あまりたち、この日は幕張でゴルフの試乗会があり、都内を抜けて千葉へ、そして横浜に戻ってきて自宅近くで、その「ブチッ」といういやな音がし、クラッチ・ペダルはぶらぶら・・・。
幸いギアはつながっていてエンジンは快調ですから、そのまま次の角を曲がって、道端に止めてことなきをえました。ま、いずれにせよ積載車のお世話になりました。

 ギアボックス換装に伴い、このクラッチワイヤーは日本で作ってもらったのですが、走行距離にして2万5911kmの寿命ということになります。ですが、ワイヤーそのものが弱いのではなく、エキパイなどの熱を遮断する金属板との間で、多少無理な曲がりを強いられていたことも原因でしょう。

 ワイヤーはまた作ってもらえますし、価格も純正とそれほど変わりません。純正(?)部品があるなら、それを最初から使えばいい(使えればいい)、のですが、今のルノーJPの販売システムでは、ウチが売った車じゃないから・・・・と部品をだしてもらえません。このメガーヌは当時フランス・モータースという正規ディーラーから買った車ですよ、ちょっと了見が狭いですよね。

 それとこのメガーヌは右ハンドルで、ギアボックスを取り出したのはメガーヌ・クーペであちらは左ハンドル、ゆえに取り回しはちょっと短い。そんなことも理由だったかもしれません。その後、MCで顔が変わったハッチバック・メガーヌにも1・6のMT仕様がでてきたり、カングーには右ハンドルのMT仕様があったり・・・状況は変わってきています。

 もちろん、このパトリック・ルケモンのデザインした形が気に入っているので、まだまだ乗ります。


ちょっと落ち込んでますが、実はもっともっと深刻な事態が・・・(クルマじゃありません)
あーあ。
他人の不幸をみて喜ぶひともいるでしょうけど・・・、こんなのに「拍手」しないでください。

でも、朗報もあります。・・・・・また今度。



  1. 2008/06/20(金) 00:13:37|
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ヴォイジャーのある風景

ヴォイジャーのある風景

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 クライスラーはJeepチェロキーの試乗会と同時に、新型ヴォイジャーに乗るチャンスも与えてくれた。ヴィアッジャトーレとしては、同じ語源ゆえに特別親しみを感じる車名。もちろん名前がいいだけでなく中身は第一級、ミニバンという言葉の元祖として君臨しつづける。

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 スライドドアのレール部分は、言わば舞台装置でいうと裏方に属する。見えなければスッキリすることも事実。その初めての試み。サイドウィンドーのフレーム部分に折り込んでしまった(!)。

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 こうなるとスライドドアではないように見え、ボディサイドをスッキリ見せる。

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 ドアミラー下に配置されたカメラにより、側面下方向をモニターする画面がドアハンドルのところにつく。これで子供や側溝の存在を確認できる。おざなりのホモロゲーション・ミラーでごまかすメーカーはこれを見習うべきか。

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 つねづね私が指摘しているシート座面の後傾斜角とは、こう言うことだという見本。ヴォイジャーは2列目シートでもこれだけの角度を与えている。もちろん場合によっては折りたため、さらに床下収納されてフロアは真平らになる。ここまで徹底したクルマは例を見ない。

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 これが3列目のシート。さらに後傾斜角を強めている。これで実際に座ってみると実に快適にして安楽。上体の重さが垂直荷重として腰に集中せず、背中に分散されるから。この座面で受ける体重の配分は、腰と背中で6対4から7対3くらいであれば、長時間座っていても疲れにくい・・・ということが私の経験上もいえる。クルマのシートは単なる「腰掛」とは違う。応接間のソファーとも違い、クルマは動いていて前後左右上下方向の、Gに対処しなければならないことを忘れてはいけない。この3列目も畳んで床下収納される。

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 この通りバンパー高さから床はフラットになる。2列目もおなじ。これが電動モーターで自動格納される。もちろんシートを起こしている時にこの部分は有効なトランクとなる。

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 ヴォイジャーはミニバンの理想を追求して行くとこうなる、という見本のようなクルマ。クライスラーの技術者はクルマの何たるかを知り尽くしており、さらにクルマが好きでたまらない、好きこそものの上手なれという言葉そのものを地で行っている感じがする。だから製品に共感する部分は大きい。

08ヴォイジャーはLWBのグランド・ヴォイジャーのみとなり、価格は460万9500円〜561万7500円。日本車の400万円以上のクラスを狙っているユーザーは、コレを比較対象にしない方がいい。考え方や価値観の違いに愕然とするだろうから。

  1. 2008/06/09(月) 06:32:33|
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308のある風景 (5) カミーノ・デ・サンチァゴ・コンポステーラ

308のある風景 (5) カミーノ・デ・サンチァゴ・コンポステーラ

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 聖地巡礼の象徴である「ホタテ貝」は、アチコチにある。
それも同じく統一されたものではなく、いろいろあるからおもしろい。

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 風の旅人もいろいろあって、巡礼姿も時代とともに変化している。それでもツエと帽子と背中の荷物は必須アイテム。

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道は遥かかなたまで続く。遠くにみえる山、そこまでさえ遠いのに、それを越えてさらにまた延々と山並みは続く。クルマで走って行くのさえ大変なのに、歩いて行くのは無謀な企てのようにも思える。途中で命を落とす人もいるらしく、時折花が飾られているところもある。

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 歩行者用のカミーノを歩く現代の巡礼者。

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 クルマ道とクロスする先には休憩地点が。各自ペースが異なり、一緒に歩くのはかえって疲れるらしく、一人一人おもいおもいの速度で進み、こういうところでまた落ち合うのか。

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 クルマはミスコースしても復帰は簡単だが、歩行者はミスると大変。よってその場その場の分岐で、どちらを行ってもかまわない場合でも、距離的な違いや目印が表示されているようだ。

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 ここは比較的大きな休憩場所。ベンチなどもあり、食事や昼寝のスペースでもある。

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 我々は単なる野次馬ではあるが、教会の建物には興味があり、めぼしいところでは観光もする。ブルゴスの教会は大きくて立派。その広場の一郭にあるベンチシートにも、旅人の銅像があり、それもちゃんと首からホタテ貝を下げている。記念撮影用?。38年前に来た記憶は蘇らず。

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 ブルゴスの教会には、あの「マグダラのマリア」の絵(本物)が展示されている。

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 日が暮れて宿を探すのも日課のひとつ。この日はベッドマークを頼りに、本道をそれて入ってゆくとタイムスリップしたような不思議な村に紛れ込む。ポンペイの遺跡のような雰囲気があり、その中でちゃんと人々は普通に生活している。

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 一軒だけあったホテルはかなり立派な造りで、中に入るとこんな人形もフロントに飾ってある。そこにもホタテ貝があって、ここもまた「カミーノの宿」であることがわかる。

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 この家の壁に掛かる絵はすべて、巡礼の旅人の歩く姿だ。昔の人は荷物も多く重そう。服装が大きな違いで、軽くて暖かい新素材を用いる現代は、これだけでも負荷は少ない。




  1. 2008/06/06(金) 22:26:49|
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308のある風景 (4) カミーノ・デ・サンチァゴ・コンポステーラ

308のある風景 (4) カミーノ・デ・サンチァゴ・コンポステーラ

 とりあえず、プジョー308に乗ってきましたよ、という車の紹介を済ませたので、本題の巡礼道を辿る旅、カミーノ・デ・サンチァゴ・コンポステーラに入りましょう。308はリース車なので、露出義務はないのですが、当ブログ読者の方の中には熱心なプジョー・ファンもおられるし、筆者自身も興味津々ということから、この車がどんな車であるかを知るタメの旅行でもありました。308は日本でも発表されたばかりで、まだ9000km乗った人は居ないでしょう。

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 サン・ジャン・ピエド・ポーの街を出発するお爺さんと10歳の孫娘。ここは城砦のような石垣に囲まれた旧跡の内側。巡礼道の出発点ということから宿場町として、またフランスとスペインの国境の町でもあり、交通の要所としての歴史もありそう。行く手の正面には緑の山野が待ち受けている。

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 39番地の登録所の近隣には、カミーノ関連のお店や宿泊施設などもある。ガイドブックなどにも紹介されており、簡易宿泊施設のカイコ棚式のベッドを見せているところ。歩き疲れてバッタリ倒れ寝込んでしまえば、これで充分なスペースということか。ユースホステルのそれにも似ている。我々は今回は遠慮する。

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 サン・ジャン・ピエド・ポーの街をでると、いきなりこんな山登りとなる。天候や季節が良ければ最高のハイキング・コースか。

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  カミーノ道は歩行者用と自動車道は別になっていて、そのスタート地点を探していたらいつのまにか街を出てしまう。車をちゃんと止めて探せば、サンチァゴまで何キロ、とか、そんな基点の標識があったのだろうがあとのまつり。街をでるとすぐこの速度表示板があって、フランスからスペインに入ったことを知る。昔はこの手前に国境検問所があったはず。EU統合にともない撤去されてしまったようで、まったくそんな施設は見当たらない。

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 歩行者用のカミーノ道と思われるクネクネ曲がった道線や、山の稜線あたりに人影をみながら並行する形でガンガン登ってゆく。と、やがて標高1200m位の峠を越える。この地はやっと雪が溶けて春が来たばかりで、新芽はまだ小さく風は冷たい。

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 その峠を越えて、下りかかった直後にこの、サンチァゴ・コンポステーラまで790km、という標識が目に入ってくる。その前に800kmという数字も建物の壁で目にしたが、その時はああそうかそんなものか・・・と見過ごした。歩く人にとっては大変な距離だと思い直して撮っておく。

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 次の街、パンプローナへとむかう。我々の通行手形であるホタテ貝は、この通りダッシュボードに掲げておく。


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 以後、このホタテ貝の道標を目印に進む。

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  が、しかし、わき道にそれるのもクルマ旅ならではの面白いところ。遠くの山の上に崩れかかった教会のようなものが見えて、ナンだろうと登ってみる。急斜面に貼りついたように出来ている部落を抜けると、こんな高いところに草原があって、そこにポツンと遺跡が残されている。絶景!。遠くに冠雪したピレネーが見える。(2)の反対側からみた風景。


  1. 2008/06/05(木) 13:38:58|
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ジープ・チェロキーのある風景

ジープ・チェロキーのある風景 

 連日の雨降りにうんざりしているその間のちょっとした雲の切れ間に、これまた絶好といえるタイミングで、そのドロドロを逆手にとって、束の間の「ドロ遊び」をするチャンスに恵まれました。

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 山梨県の富士が嶺にあるスタックランドで、クライスラーは新型ジープ・チェロキーの試乗会を催してくれました。今度のチェロキーは7つの短冊形グリルなど、一目でジープとわかる伝統的なデザイン処理を踏まえながら、先先代の雰囲気をかもすちょっとクラシックな要素も取り入れ、過去最良の仕上がりを見せる。

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 まずはデモンストレーションをご覧ください。

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 象の足跡を思わせる交互に位相差のあるアナボコを走破する、これが実は4WD車にとって一番キツイ仕事。4輪を駆動するには、左右輪の回転差を補正するデフのほかに、前後輪間の回転差を補正するセンターデフが必要。しかしそのままでは、この対角線にタイアが浮いた状態では、デフの作用で空転してしまう。その空転を制御するのが難しい技術。クライスラーはブレーキのロックを防ぐABSのホイールセンサーを上手く利用して、ホイールスピンをコントロールする。

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 こんな状態でも、ちゃんとドアが開閉できて、バックドアももちろんゆがまずに開け閉めできるのは、ボディの捩れ剛性が高いからに他ならない。

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 こんな急坂を降りる気もしませんが、その高いところに居るだけでも前が見えないわけですから、コワイですよね。ここは試乗コースの最終ステージでもある。

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 普通のクルマでも転げ落ちることは可能ですが・・・。コワイのでブレーキを踏みます。ですが重さで滑ってブレーキなんか効きません。タイアはロックしていてもズリ落ちる感覚です。でも、現代の制御技術ではロックさせずにキカイが微調整して、ゆっくり降坂させてくれるんですね。

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 降りた坂は登れますか?そうとも限りませんが、このチェロキーは難なく登ってしまいました。ホイールスピンを制御する、ヒル・スタート機能がついています。

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 本コースに入ると、前の人がスタックしてドロ沼に埋まってます。タイアはツルツル滑ってまったく進みません。しかし、その後なんとか自力で脱出してしまいます。これがノーマルタイア(アメリカ車の標準であるオールシーズン・タイア)のままなんですから驚きです。

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 走ったあとのタイアはこんな感じ。これじゃドロで溝が埋まってスリックタイアと同じ。それでも走るのがジープのジープたるゆえん。こんな状況でも走れてしまうジープ、こんな体験をしたあとではこのクルマが欲しくなってしまいますよね。でも現実はなかなか・・・。フル装備のリミテッドで465万円。

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 これがジープ・チェロキーの「キモ」の部分です。センター・デフがついてますから、オン・ロードでもこのままでOK。それがフルタイム4WDの美点です。一応2WDも選べるようにはなっていますが、燃費も4WDの方がいいから、何のためにあるのかわかりません。未だに大昔の感覚で、「2駆の方が燃費がいい」と思い込んでいるユーザーがいるため、営業政策上のこしてある・・・というような話も聞きました。

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 「颯爽」としていますよね。カッコイイ。頼もしい。

  1. 2008/06/05(木) 08:42:27|
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308のある風景 (3) カミーノ・デ・サンチァゴ

308のある風景 (3) カミーノ・デ・サンチァゴ

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 308は思ったより黒っぽい色で、汚れが目立ちそう。ロクに洗車もしてやれないから、綺麗なうちに撮っておこうと2日目の朝に撮った姿。こうしてみると、ボンネットからルーフに至る面はほぼ一体に流れており、いかに空力特性を重視しているかがわかる。アゴの出っ張ったチンスポイラーも、ナンバーの位置さえも空力理論に整合する。もちろん燃費対策で、ひいては地球温暖化を防ぐことに通じる。

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 ノーズは短くともエンジンなど駆動系のレイアウトは従来と同じと思われ、限られたスペースにギッシリ詰め込まれている。冷却効率も進化しており、今では空力特性上バンパー高より上の空気取り入れを行わなくとも、オーバーヒートなどの心配は皆無。

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 もちろん今回も、マイナスイオンを利用するSEVチューンは抜かりない。赤い色のビニールテープで押さえた箇所がそれ。バッテリー、ウォーターホース、ヘッドバランサー、インテーク、フューエルパイプなどなど。今回はもう効果もわかっているので、SEVナシのベースラインは省略して始めから装着する。とりあえず取り付けて、少しずつ位置をずらしてチューニングしていくのがコツ。

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 ここはポー(PAU)の駅前の道。カミーノ道に出る手順として、パリから一旦ルルドに入る(ルルドも巡礼の出発点の一つ)。その次にサン・ジャン・ピエド・ポーに向かう。ポー(PAU)はその途中の都市。自動車レースに興味のある者にとって、このポーもクレルモンフェランのシャレードと同じくらい懐かしい名前。公道サーキットで、駅前のすぐ横に観客スタンドが残っているし、路上にはスターティング・グリッドがマーキングされている。偶然に発見したのだが、今でも草レース程度は開催されているのだろうか。

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 パリからポーに向かう道すがら、黄色い菜の花畑などもふんだんに目にする。この時期はフランスのみならず、どこの国でも花が咲き乱れて360度うつくしい。308のピラーやドア・ミラー周辺は、死角を少なくしたうまい処理であることが知れる。

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 聖地巡礼の出発点である、サン・ジャン・ピエド・ボーに着いた時には夜になっていた。ホテルの窓からみた街の夜景。

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 翌朝、城壁の中に入って、聖地巡礼の案内所のようなところを訪ねる。ホタテ貝のマークが目印。

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 この39番地の家がその案内所。ここで我々も献金箱にユーロを入れて、ホタテ貝(通行手形のようなつもり)を手に入れる。

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 この時、今から出発するというお爺さんと孫娘に会った。彼女は齢10歳!、もちろん800kmの全線走破を目指す。お母さんが見送りにきており、我々も一緒に記念撮影させてもらう。





  1. 2008/06/03(火) 19:59:13|
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308のある風景 (2)

308のある風景 (2) カミーノ・デ・サンチァゴ 

 プジョー308による、「カミーノ・デ・サンチァゴ」の話を少ししましょう。
ヴィアッジャトーレとしては、旅ものの話をもっとしたいと思っているのですが、単行本とのからみがあって難航しています。2006年に207で走ったUK/アイルランド、そして107で訪ねたルルド、2007年にはボルボS40でバルト三国を走りました。そして今年の初めにチィンクエチェントで走ったイタリア紀行なども、もうしばらくお待ちください。今回はちょっと作戦を変えます。

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 308のこの顔は、最初はちょっと馴染みにくかったのですが、見慣れてくるうちにだんだん理解できるような気がしてきました。ボディ表面は結構複雑にデコボコと盛り上がっており、ハイライト部分は強さが演出されていて迫力さえ感じられる。
 この場所はブルゴスの近くの村で、ベッド・マークを見つけてたどり着いた不思議な場所。ちょっとポンペイの遺跡を思いださせるような雰囲気もありました。頭上の空はまだ青いのに真横からの夕陽で石の壁は赤く染まっている。が、上手く色が再現できていません。

308-2-2.jpg


 リア・スタイルは結構イイのではないかと思います。ボディサイドからテールにかけて流れがあります。
 ここはカミーノから少し離れて、遠くの丘に面白そうな遺跡のようなものを見つけて、そこまで登ってみました。その頂上付近の草原です。遠くにはピレネーが望め、上の方には雪もみえます。

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 このホタテ貝のマークが、カミーノ・デ・サンチァゴ (サンチァゴへの道)の標識というか道しるべで、これを辿って行けばサンチァゴへ着くわけです。

308^2-4


 出発点のサン・ジャン・ピエド・ポーでは見過ごしましたが、その先の峠を越えるとそこには800kmの数字が入っていました。我々のプジョー308の距離計によれば、フランス/スペインの国境に近いピエド・ポーからフィニステーレまで、1093kmが全行程の距離となりました。いろいろ迷走した分も入っています。

308-2-5.jpg


 大西洋に沈む夕日。歯をむき出して笑うような下のグリルを隠してみると、ノーズからルーフにかけての面はなかなか流麗。全長の短さが小型車特有の可愛らしさを表現するのに貢献している。
  カミーノ・デ・サンチァゴとは言っても、サンチァゴのコンポステーラにお参りしておしまいというわけではなく、その先のスペインの最西端である、フィニステーレにホタテ貝のマークのゼロ・ポイントがあります。ここで・・・何かを行って最終的にフィニッシュとなるわけです。さて何でしょう?。


 308は何と言っても乗り心地が良く、直進性に優れ、この点では最新のプジョーとして最先端のレベルにあります。アシは文句なしにいい。問題はこの顔の造形と横幅の広さで、日本の路上で見ると異様なほど怪獣的な風貌ではあるが、欧州で見るとそれほどヘンではない。幅の広さは狭い道のすれ違いで気を遣う。この顔も見慣れてくると、個性的であることに納得させられる。最初のうちは、このカミーノ・デ・サンチァゴの路傍の所々にある、巡礼者の銅像の顔のようで、どこか苦痛にゆがむ凄い形相とラップして受け入れ難かったが、立体的な造形は見る角度によって表情が変わり、短いノーズの中にうまく個性を表現していると思うにいたった。

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この奇怪な風の旅人の形相と308の顔がラップしてしまう。207との近似性もあるが、こうしてみると207ははるかにおとなしい。

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白い方が207です。ここはクレルモンフェラン。高速道路上にあるSA内ホテルのPで、朝になったら隣に停まっていました。207は笑い顔ですが、308の表情は怒っているようにも感じられる。このツリ目は206以来プジョー家の化粧方法に則っているが、206は怒っていてもカワイイ。308は目元の始まり部分のちょっとしたRのとりかたが鋭さにつながり、見る角度によってキツク見える。



  1. 2008/06/02(月) 22:43:54|
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