クルマのある風景(100)=ボルボ2014年モデル

 2013-09-08
ボルボの2014年モデル試乗会。
 春に登場したばかりのV40は販売好調とみえ、もう今年の分は完売、来季モデルの予約販売となる。勢いのあるところで他の(ほぼ全モデル)もデザイン一新、14年モデルのプレス試乗会が行われた。

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全モデルが共通のテーマで統一された顔になったが、このV70シリーズが一番サイズ感覚としてバランスがとれている。霧と小雨でコンディションは良くなかったが、改良されたアシのフラット感は上々、エンジンも重いボディを加速させるパワーはもとより、小排気量の負担を感じさせないエンジン・ブレーキも信頼性上々、すべてに好感をもった。

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メーター類もV40と同じような配置となる。キャデラックの時にも書いたが、小排気量化は世の流れながら、大きく重いボディとの組み合わせでは減速時に不安を感じる例もある。このV70は80㎞/hから普通に2速に落とすことができるし、ターンパイクの降坂でフートブレーキをほとんど使わずに、エンジン・ブレーキだけで降りることも可能。さすがボルボ。

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ハイビームのままでも対向車に光は当たらず、周辺の歩行者など遠くのものを明るく照らす。

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今やボルボの主力は60シリーズにあるようだが、やはりV70は別格の魅力をもつ。この大きなワゴンに乗っていると「大は小を兼ねる」という言葉を実感する。買うときは高くともランニングコストはそれに比例しないから、大きなサイズを1・6リッターで運ぶこのT4は価値あるクルマだ。479万円。

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この日はヒルトン小田原を拠点に、大観山の頂上付近で乗り換えて戻る、というコース。行きは箱根新道で登り下りはターンパイクを降りた。

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S60もこの顔になった。同じT4でも軽いセダンは動きが活発なだけでなく、新道の登りなどは一般車について行く流れの中では、5速で1500rpm以下のトロトロした領域でも走れてしまうこともある。ツインクラッチの6速ギアトロニックATは単なるトルコンATとは異なるダイレクトさも味わえる。

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シートの座面後傾斜角も適切。これが長距離ランナーであることの証でもある。裏の空間も有効利用するセンタースタックはおなじみのもの。


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60シリーズも40シリーズ以来の中央部に速度計をもつこの造形を採用している。ユニット自体は共通部品か。

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クーペのようなルーフラインを持つ4ドア・セダンのはしりでもあるが、ワゴンとはまた違ったボルボの一面がうかがえる。

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トランク容量も十分に大きい。

 今ではブレーキの油圧回路が失陥するようなことはめったにないが、路面干渉などで知らずに破損している場合なども含め皆無とは言えない。ボクの経験上でもブレーキ・ペダルがフロアに届いてしまったことは300万km以上の走行経験距離の中でも1度きりだ。それは某輸入車の新車のスポーツモデルで、事後の調査では工作時の切り粉が残っていてマスターシリンダーのカップを切り裂いてしまったようだ。箱根の頂上付近でそれは起きたが、すかさずポンピングして事なきを得たが、そこで止まるはずの踏み代がスーット床まで入って行ってしまった時は穏やかではいられなかった。事前にそうした体験をしたことのないヒトにとってはパニックだろう。それもあって、次なる頼みの綱であるATのシフトダウン能力はヒトよりちょっと神経質にチェックすることにしている。それまで一系統だった油圧サーキットをダブルにしたのは確かボルボが最初だったと記憶する。


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