クルマのある風景(112)=VW Polo BlueGT

 2013-10-03
ポロにBlue GT という仕様が加わった。プレス試乗会はゴルフGTIとおなじく富士スピードウェイで行われたが、こちらは外周の連絡路のみ。エンバーゴの関係でブログに載せるのは少し遅れたが発表はこちらのほうが先だった。

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ポロは一回り小さなゴルフというサイズだけでなく、技術面では更に進んでいる。エンジン排気量は1・4リッターの140㎰とポロGTIの179PSには及ばないが、2-4気筒と気筒休止が行われる。多気筒エンジンでは数例あるが4気筒エンジンではまれ。我が国でも以前三菱自動車が採用した時期があった。現代のレベルでは2気筒で走っていてもそれと気が付かずに無関心でいられる。DSGは7速となりより広範囲をカバーする。これらによりJC08モード燃費で21・3㎞/Lを実現。

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室内の雰囲気も充分に豪華でスポーティ。ゴルフGTIから直接乗り換えてもまったく見劣りしない。

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シートも座り心地よろしくホールド感も申し分ない。ファブリック/アルカンタラの表皮はブルーGTの専用。

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ゴルフ以上に軽量化にも熱心で車両重量は1170㎏。この軽さと全長4mを切るサイズゆえの身軽さはゴルフを大きく上回る。263万円はお買い得価格。

新技術がいろいろ盛り込まれているが、その中で興味深い項目をひとつあげてみよう。カムシャフトを駆動するのにチェーンが用いられていたが、コグドベルトが採用された。過去の例では交換時期の目安が10万キロと言われており、実際には切れることを恐れて7万キロとか8万キロ程度で交換されている。また切断によるバルブクラッシュなどの事例も多く聞き及んでいる。コレについては私も辛酸をなめた口だ。交換作業者の手落ちでエンジン交換に至った。しかしVWは各所のフリクションを大幅に下げるなどした結果、クルマの一生を保証というか無交換で大丈夫という成果を得たようだ。
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コメント
コグベルトの件、20年ほど前の話になりますが当時は狭角4バルブが流行ってプーリーを小径化する必然性から、チェーンへ戻っていたような気がします。しかしサイレントチェーンが思ったほど丈夫ではないことがこれまでの実績から判明し、また小ボアではOHC2バルブでもイケルとわかってコグベルトへ回帰しているのでしょう。個人的予想ですが、熱効率向上のために今後はますます小ボアロングストローク化が進み、いっぽうでは歩行者への安全性を確保するためにエンジン高さを抑える必要が出てきて、結果としてシリンダーヘッドの小型化が進むのではないかと思います。OHC2バルブはその有力解のひとつです。

スカイアクティブGのヘンテコなピストンヘッドは我慢ならないですが、これはもっとボアを縮めたかったのに最高出力確保のためボアを小さくできなかった苦肉の策だと理解できるようになりました。将来的にはボア70ミリ以下、ストローク100ミリ以上を狙うようになってくるのではないかと予想します。このようなボアストロークで1.5Lクラスのミラーサイクルエンジンが軽量なMT車に搭載されれば、乗ってみたいです。
【2013/10/03 22:26】 | Rotarycoupe #- | [edit]












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