笹目二朗的風景

笹目二朗のクルマ旅

308のある風景 (2)

308のある風景 (2) カミーノ・デ・サンチァゴ 

 プジョー308による、「カミーノ・デ・サンチァゴ」の話を少ししましょう。
ヴィアッジャトーレとしては、旅ものの話をもっとしたいと思っているのですが、単行本とのからみがあって難航しています。2006年に207で走ったUK/アイルランド、そして107で訪ねたルルド、2007年にはボルボS40でバルト三国を走りました。そして今年の初めにチィンクエチェントで走ったイタリア紀行なども、もうしばらくお待ちください。今回はちょっと作戦を変えます。

308-2-1.jpg


 308のこの顔は、最初はちょっと馴染みにくかったのですが、見慣れてくるうちにだんだん理解できるような気がしてきました。ボディ表面は結構複雑にデコボコと盛り上がっており、ハイライト部分は強さが演出されていて迫力さえ感じられる。
 この場所はブルゴスの近くの村で、ベッド・マークを見つけてたどり着いた不思議な場所。ちょっとポンペイの遺跡を思いださせるような雰囲気もありました。頭上の空はまだ青いのに真横からの夕陽で石の壁は赤く染まっている。が、上手く色が再現できていません。

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 リア・スタイルは結構イイのではないかと思います。ボディサイドからテールにかけて流れがあります。
 ここはカミーノから少し離れて、遠くの丘に面白そうな遺跡のようなものを見つけて、そこまで登ってみました。その頂上付近の草原です。遠くにはピレネーが望め、上の方には雪もみえます。

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 このホタテ貝のマークが、カミーノ・デ・サンチァゴ (サンチァゴへの道)の標識というか道しるべで、これを辿って行けばサンチァゴへ着くわけです。

308^2-4


 出発点のサン・ジャン・ピエド・ポーでは見過ごしましたが、その先の峠を越えるとそこには800kmの数字が入っていました。我々のプジョー308の距離計によれば、フランス/スペインの国境に近いピエド・ポーからフィニステーレまで、1093kmが全行程の距離となりました。いろいろ迷走した分も入っています。

308-2-5.jpg


 大西洋に沈む夕日。歯をむき出して笑うような下のグリルを隠してみると、ノーズからルーフにかけての面はなかなか流麗。全長の短さが小型車特有の可愛らしさを表現するのに貢献している。
  カミーノ・デ・サンチァゴとは言っても、サンチァゴのコンポステーラにお参りしておしまいというわけではなく、その先のスペインの最西端である、フィニステーレにホタテ貝のマークのゼロ・ポイントがあります。ここで・・・何かを行って最終的にフィニッシュとなるわけです。さて何でしょう?。


 308は何と言っても乗り心地が良く、直進性に優れ、この点では最新のプジョーとして最先端のレベルにあります。アシは文句なしにいい。問題はこの顔の造形と横幅の広さで、日本の路上で見ると異様なほど怪獣的な風貌ではあるが、欧州で見るとそれほどヘンではない。幅の広さは狭い道のすれ違いで気を遣う。この顔も見慣れてくると、個性的であることに納得させられる。最初のうちは、このカミーノ・デ・サンチァゴの路傍の所々にある、巡礼者の銅像の顔のようで、どこか苦痛にゆがむ凄い形相とラップして受け入れ難かったが、立体的な造形は見る角度によって表情が変わり、短いノーズの中にうまく個性を表現していると思うにいたった。

308-2-7.jpg

この奇怪な風の旅人の形相と308の顔がラップしてしまう。207との近似性もあるが、こうしてみると207ははるかにおとなしい。

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白い方が207です。ここはクレルモンフェラン。高速道路上にあるSA内ホテルのPで、朝になったら隣に停まっていました。207は笑い顔ですが、308の表情は怒っているようにも感じられる。このツリ目は206以来プジョー家の化粧方法に則っているが、206は怒っていてもカワイイ。308は目元の始まり部分のちょっとしたRのとりかたが鋭さにつながり、見る角度によってキツク見える。



  1. 2008/06/02(月) 22:43:54|
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