308のある風景 (3) カミーノ・デ・サンチァゴ

308は思ったより黒っぽい色で、汚れが目立ちそう。ロクに洗車もしてやれないから、綺麗なうちに撮っておこうと2日目の朝に撮った姿。こうしてみると、ボンネットからルーフに至る面はほぼ一体に流れており、いかに空力特性を重視しているかがわかる。アゴの出っ張ったチンスポイラーも、ナンバーの位置さえも空力理論に整合する。もちろん燃費対策で、ひいては地球温暖化を防ぐことに通じる。

ノーズは短くともエンジンなど駆動系のレイアウトは従来と同じと思われ、限られたスペースにギッシリ詰め込まれている。冷却効率も進化しており、今では空力特性上バンパー高より上の空気取り入れを行わなくとも、オーバーヒートなどの心配は皆無。

もちろん今回も、マイナスイオンを利用するSEVチューンは抜かりない。赤い色のビニールテープで押さえた箇所がそれ。バッテリー、ウォーターホース、ヘッドバランサー、インテーク、フューエルパイプなどなど。今回はもう効果もわかっているので、SEVナシのベースラインは省略して始めから装着する。とりあえず取り付けて、少しずつ位置をずらしてチューニングしていくのがコツ。

ここはポー(PAU)の駅前の道。カミーノ道に出る手順として、パリから一旦ルルドに入る(ルルドも巡礼の出発点の一つ)。その次にサン・ジャン・ピエド・ポーに向かう。ポー(PAU)はその途中の都市。自動車レースに興味のある者にとって、このポーもクレルモンフェランのシャレードと同じくらい懐かしい名前。公道サーキットで、駅前のすぐ横に観客スタンドが残っているし、路上にはスターティング・グリッドがマーキングされている。偶然に発見したのだが、今でも草レース程度は開催されているのだろうか。

パリからポーに向かう道すがら、黄色い菜の花畑などもふんだんに目にする。この時期はフランスのみならず、どこの国でも花が咲き乱れて360度うつくしい。308のピラーやドア・ミラー周辺は、死角を少なくしたうまい処理であることが知れる。

聖地巡礼の出発点である、サン・ジャン・ピエド・ボーに着いた時には夜になっていた。ホテルの窓からみた街の夜景。

翌朝、城壁の中に入って、聖地巡礼の案内所のようなところを訪ねる。ホタテ貝のマークが目印。

この39番地の家がその案内所。ここで我々も献金箱にユーロを入れて、ホタテ貝(通行手形のようなつもり)を手に入れる。

この時、今から出発するというお爺さんと孫娘に会った。彼女は齢10歳!、もちろん800kmの全線走破を目指す。お母さんが見送りにきており、我々も一緒に記念撮影させてもらう。
- 2008/06/03(火) 19:59:13|
- クルマ旅
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- 2008/06/05(木) 21:36:21 |
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