クルマのある風景(211)=キャデラックCTS
2014-04-27
キャデラックCTSのプレス試乗会は大磯起点で行われました。



大好評のATSとコンセプトは同じ。よく見ないと判別が難しい。サイズもCTSの方が大きいのだが・・・。グリル枠を黒っぽく処理したクルマは試作品らしい。ちょっと凄みもある。

ストラットタワー付近がフロントアクスルだから、いわゆるフロントミッドにマウントされるエンジン。この部分バルクヘッドとエンジン後部間に大きな空間を残すFR車もあるが、FFを経験しているキャデラックならではの、操舵と駆動の遅れを小さくして機敏な操縦性を追及した設計。ステアリングのギア比を小さくするだけがレスポンスの向上にはつながらない。
ル・ボラン誌の原稿も書くことになって、発売日を気にしていたら遅くなってしまった。詳細は書店で立ち読みしてみてください。よかったら買ってください。CTSはATSと同じエンジンのターボ過給圧を変えてトルクアップして使っている。4気筒2リッターエンジンの白眉。とにかく回り方が気持ちよく、低回転からトルクがあって高回転域まで信頼感がある。100㎞/hから安心して2速にシフトダウンできるエンジンはそう例がない。アーカイブで昨年の3月、ATSのところもチェックしてみてください。
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