クルマのある風景(353)=欧州クルマ旅(7)カステルメッザーノ

 2015-07-04
ここに泊まって食事することも今回の旅の目的のひとつ。

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カステルメッザーノはこんな岩山の懐に抱かれた素敵なロケーションの中にある。クネクネ曲がった狭い山道を上がってくるだけでも大変。それでもそれだけの価値あり。左手の黄色い建物がそのレストラン。

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鶏肉とジャガイモを煮ただけ。そんないわば田舎料理であるがソレが代々伝わる伝統の味。とにかく食べると別格の味がする。イタリアでも流行りの新作料理なんか・・・絶対やっちゃダメ。ここのおふくろさんの味はパスタ料理に尽きる。と思う。それをわざわざ食べにくる人たちがいるんだから。

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翌日10時ころにキッチンに来て・・・というので行ってみる。なんとアントニェッタ自身が家内にパスタの作り方を伝授してくれる(!)。5~6回は来ているだろうか、そんな我々に対して最大のプレゼント。まずデュラムセモリナの粉(他に地元産の別の粉も混じった特製)に水を混ぜて練ってゆく。まな板も特製、とにかく力を入れるので前に滑らない工夫がなされている。

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器械など使わず手製で、簡単なヘラや棒状のものを使ってどんどん違うカタチのものを作ってゆく。家内も教わったとおりに作ってみる。指力の弱さを指摘される。ボクも誘われたが遠慮する。

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あっという間にこんなにたくさんできる。1時間後にとりに来なさいという・・・・天日でちょっと干して乾燥させて紙にくるんでくれる。とにかくお礼を言って、カクタスのトランク・シェードに載せて乾燥の続き。日本に帰ってから食べなさい・・というお土産を頂戴する。

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朝日は岩山の背後からやってくる。窓から見えるクネクネ道は帰りに通る道ではあるけれども、ちょっと歩いてみたくなりトンネルの先まで往復する。岩の裏手は奇岩の連続。

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見た目には簡単ながら、とにかく急斜面であり階段(石段)の道ゆえわれら老人にとってはフーフー息切れの道。往復2時間くらい歩いただろうか・・。

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屏風のような岩山の背後から朝日は斜めに差し込んでくる。夜はライトアップされていてそれも雰囲気ある景色ではあるが朝の景色もいい。

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トンネル。

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夕食の時、たまたま隣の席だったお2人と話す。ニース在住の女性写真家ケイコさんとマイカさん。グルジア政府の要請でワイン造りの本を作っている最中とのこと。非売品ながらこんな写真集もお持ちだ。大変興味深い話を聞く。葡萄を入れる容器としては木製の樽が主流らしいけど、葡萄も木であり他種の木とは相性が悪いというか喧嘩する。土で作られたカメの方が元々木に栄養を与える関係だから相性がいい?。で、まったく同じ原料の葡萄を両方の器に入れてワインを作ったものを試飲させてもらった経験からいえば、やはり土器によるカメの方が葡萄が活性化して味に元気がある、樽に入っていた方は萎縮してしまうのか旨みが薄いと感じたとのこと。一理あるか。ボクも賛同するが理由は少し違うのでココには書かない。
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