クルマのある風景(460)=マツダ・アクセラ
2016-08-10
アクセラの改良版登場。平たく言えばMCであるが、内容は大幅に向上している。外観は大きく変わっていないが、目元口元がスッキリした。
新登場1・5リッター・ディーゼル。ATのみでMTは用意されない。
昔のファミリアの系列ながら、実体はアクセラとあまり変わらない高度な内容を備える。
ATはレバー式のサイドブレーキを備える。
プレス試乗会は東神奈川のマツダR&Dを起点に行われたので、MM21あたりを走ってみる。
エンブレムを見なければドイツ車や国産上級車のようにも見える。
手前が1.5リッターのピストン。その奥が2・2リッター用。ピストンの立派さに比してコンロッドはやや華奢な印象もある。件のピストンピンによる特定の周波数帯振動打ち消しは有効なアイディアではあるが、コンロッド自体の剛性アップも振動対策に効くとおもう。
こちらがアクセラ2・2Dの6MT仕様。
エンジンルームの眺めはどちらもあまり変わらない。
6MT仕様のサイドブレーキは電気式となりスイッチが備わる。
オルガン式Aペダルときちんと正対して踏みやすい3つのペダル。左足のフットレストも備わり空間的余裕は十分。
いいDEがどんどん登場している。静かでパワフルそして燃料経済性が抜群・・・ということで魅力いっぱい。エンジン自体が重いことが操安面でやや軽快感を殺いでいたが、それも排気量を小さくするなどで改善されつつある。今度のアクセラには1・5リッターDEが加わった。MTが選べないことがやや残念。2・2との乗り比べでは2・2もCX5などより軽快なことが判った。強いてアラ探しをすればアイドル振動がDE的に鋭い波形を見せるものの、音量などはまったく気にならないレベル。Aペダルのレスポンスが今回見直されて挙動がよりスムーズになった。
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