クルマのある風景(071)=アコード・ハイブリッド

 2013-06-29
ホンダ・アコード・ハイブリッドのプレス試乗会に行ってきました。

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かずさアカデミアパークの本館前に並べられた試乗車。ギラギラした光り物で顔を飾るのは最近の流行。ハイブリッドらしさの演出を考えるとこうなるのだろうか。

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試乗前のプレゼンで説明された資料。モード燃費とは言えこんなに走ることを実感してみたいものだ。1か月とか1年とかの実走行総平均燃費はどのくらいなのだろう。自分で買って試せる身分ではありませんが興味はあります。燃費向上分でコスト高を取り戻すのには相当な年数が必要か。

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ギッシリ詰め込まれたエンジンルーム。ハイブリッドで980㎏、プラグイン・ハイブリッドで970㎏という前軸重量は思ったより軽い。ボンネットはアルミで出来ているが、ガスダンパーの備えがないので開閉は結構重い。オーナー自身が開けることはないだろうという判断か。

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トランクルームの床下にはパンク修理キットとエアーポンプが納められている。スペアタイアは無いがジャッキはある。

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今回は自分の意志を優先させずに、主催者側の決めた試乗ルートをナビの指定通りに走ってみた。45分ギリギリでセーフ、何とか戻ってこられたが写真を撮る時間までは無かった。試乗方法も自分の興味ポイントを試すのではなく、周囲の流れに乗って普通に走ってみた。するとコレはまったくスムーズで快適、何ら問題は感じられなかった。動力源がモーターであれ、エンジンであれ、つながりはスムーズというかモニター表示を見ていないと切り替わったことにも気づかず、エンジンが止まっているのかもわからないほど。何も考えないで乗っていられる。

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予備知識をもたず、余計な期待もせずに乗っていると、コレは電気自動車なんだという感覚が支配的。エンジンが必要となるのは急加速や高速道路でのクルーズの一部であって、エンジンで走るのではなく、エンジンで充電させた電気を使ってモーターで走っている感覚。これなら2リッターエンジンでなくとも1000ccで間に合う?のでは。
プラグイン・ハイブリッドで指定されていたルートはほぼ全行程を電気モーターだけで走れた。下り坂やエンジンブレーキ時には発電用のモーターが回るので、アップダウンが続くとほとんどエネルギーを消費しないように錯覚してしまう。

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給電用のフタを開けるとこんなソケットが現れる。ここに家庭用100V電源からとったソケットをつなぐ。

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試乗会場の大理石の柱にも100V電源が特設されていた。

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ブルーの装置が充電装置の「電気スタンド」。小さな発電器のようにも見える箱は、このハイブリッド車の電気を利用して100Vを取り出すもの。このクルマとこの箱があれば、100V電源として使えるので、電源の無い場所でもフツウの家庭用電気製品が使える。

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 最近のいろいろ勝手に自動でやってくれるクルマに比べ、アコード・ハイブリッドは更に無頓着でいられる。例えばアイドルストップ機構を例にとってみよう。自動でやってくれるのだから勝手にやらせておけばいいとも言えるが、やはり自分の意志とは無縁であるし、それなりにオン/オフの作動感はあるから、気分によってはわずらわしさがあり余計なお世話と感じることもある。だから何もない昔ながらの車にのるとホッとする時もある。このアコード・ハイブリッドにはそんなわずらわしさがまったく感じられず、すべて知らないうちに行われている。その点においては大いなる進化であり、電気スタンドを探す心配もないから、長距離であれGSのない山の中であれどこであれ心配なしに出かけられる。
 短時間、短距離の試乗ではまったく不満のようなものは感じられなかったが、千葉からの帰り路じっくり考えてみた。でも、クルマを操縦する楽しみみたいなものはナイよな・・・、とか、燃費がイイといっても実際にはどの程度なんだろう?、例えば横浜ー岐阜の往復でムルティならガソリン代が約1万円、アコードHBなら3000円で済むのだろうか・・・。などなど。否定する項目も無いわけではないが、今後のことを考えると近未来の車はこんな風になってしまうのだろうかと、いろいろ考えさせられるクルマだった。クラウンHBやメルセデスHBとは違う感覚のクルマという好印象をもった。
 最終的にはコノ車からハイブリッド部分を一旦取り除いて、乗り心地だとか操縦感覚だとかボディスタイリングだとか基本的なクルマとしての魅力が好みに合うかどうか、という点で決めたらいかがでしょうか。ハイブリッドの機構や作動感覚そのものはこれまで登場しているものの中でベストだと思います。
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