クルマのある風(091)=三菱アウトランダーPHEV

 2013-08-10
アウトランダーPHEVの説明試乗会がお台場で行われた。

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普段の街乗りは電気モーターだけで走れ、静かで快適なだけでなく電気代はもちろんガソリン代より安価。

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エンジンルームの眺め。向かって左半分はフツウのガソリン車とあまり変わらない。ここに2Lガソリンエンジンが積まれている。右半分に見える白っぽい箱が電気関連部。

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メーター類も今までとそれほど変わらない。左側は充電したり、電気を使ったり、エンジンが回ったりする様子がモニターできる。

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山の中で電気がなくなってしまっても大丈夫、ガソリンがある限り走れる。ガソリンで発電機を回して電気を作り出し、その電気で走る・・・というイメージ。でもガソリンエンジンで走る状況もある。

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構造は比較的シンプル。前輪は横置きエンジンと電気モーター並列で駆動されるFF。後輪にも電気モーターが備わり4WDとなる。状況に応じて適宜自動的に行われるので、ドライバーは何も考えずにABペダルとハンドルを操作していればいい。ホイールベースのほぼ中間、シート下にバッテリーが置かれている。これは重心高を下げるのにも役立っている。

  いろいろな方式が登場していて一般ユーザーにはわかりにくいかもしれない。プラグイン・ハイブリッドというのは大雑把にいえば電気自動車で、夜など乗っていない時に家庭の100V電源のソケットで充電しておくが、遠くまで走って行って電気がなくなれば自分の持つガソリンエンジンで発電して走りつづけられる。もちろん走行条件によって大きく左右されるが、電気もガソリンも満タンなら約600㎞はノンストップで走れる・・・というのがウリ。そしてガソリンより電気の方が安いし、空気を汚す状況も少ない、ということになるが、PHEVはGプレミアムパッケージという車種で429万7000円。Eという廉価版でも332万4000円。アウトランダーそのものは310万から242万7000円の範囲にある。だからガソリン代の節約分だけでモトをとろうとするのはムリか。

  個人的な興味として、横浜と岐阜の往復を考えると無給油で往復できそう。高速道路ではムリかもしれないが、山間部の走行が多いので下り坂やコーナーでの減速などエンジン・ブレーキはそのまま充電につながるから、600㎞といわず1000㎞位は走れそうな気がする。ブレーキパッドなど関連部品の消耗も少ないだろうから、絶対的な走行経費も少なそうでコレは数十万キロの長距離使用に適するクルマかもしれない。現状では個人的にはちょっと高くて買えない。

  ハイブリッドは大きく重いクルマにこそ有利といえる。それはブレーキにとって負荷が大きいからで、その負荷はそのまま充電機能として使える。ブレーキパッドなどほとんど減らないのではないだろうか。エンジンとモーター併用のハイブリッド車は、基本がエンジン駆動であるのに対し、PHEVは基本が電気自動車であるから変速関連の問題もないしコワれる心配もない。今は過渡期なのでいろいろなトライアルがあるけど、もうすこし時がたてば小さな廉価版はアクアのようなものに、少し大きなものはPHEVのようなものに集約されるかもしれない。
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